月経異常によるこんなお悩みありませんか?
次のような症状でお悩みの方は、月経異常の可能性があります。一度、専門医に相談してみましょう。
- 月経の周期が不規則で困っている
- 出血が多すぎて日常生活に支障を感じる
- 経血量が少なく、きちんと排出されているのか心配
- 強い腹痛や腰痛に悩まされている
- 月経期間が長すぎる、または短すぎる
- 月経前にイライラや気分の落ち込みを感じる
- 全身のだるさや疲労感が抜けない
- 貧血気味でめまいや息切れがある
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月経異常
Menstrual Disorders
Menstrual Disorders
次のような症状でお悩みの方は、月経異常の可能性があります。一度、専門医に相談してみましょう。
月経異常とは、月経の周期、量、期間、または痛みの程度に異常がある状態を指します。正常な月経周期は25~38日で、月経期間は3~7日、月経量は約20~40ml程度です。この範囲を超える症状がある場合や日常生活に支障が出ている場合、月経異常と診断されることがあります。
月経周期は、月経の開始日から次の月経の開始日までの日数です。以下の場合は異常のサインです。
月経量が多すぎる(過多月経)場合や少なすぎる(過少月経)場合は、注意が必要です。
月経量が急に変化した場合は、子宮や卵巣の病気の可能性もあります。
月経期間は通常3~7日ですが、以下の場合は異常が疑われます。
月経時に痛みや不快感を感じることは珍しくありませんが、次のような場合は「月経困難症」と診断されます。
痛みが強い場合は、婦人科で治療を受けることで改善が期待できます。
月経異常を引き起こす原因は多岐にわたります。以下に代表的な原因とその背景について説明します。
月経は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンによって調整されています。これらのホルモンの分泌は、脳の視床下部や下垂体、卵巣の3つの器官が連携することで成り立っています。これらの器官や連携に異常が起こると、月経が開始されなかったり周期が乱れたりといった問題が発生します。
月経異常は、女性特有の疾患によっても引き起こされることがあります。これらの疾患は、月経だけでなく妊娠や全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
日々の生活習慣も月経に大きな影響を与えます。特に以下の要因は、ホルモン分泌の調整や身体全体のバランスを崩す原因となり得ます。
月経不順の治療は、症状や患者さんのライフステージによって異なります。主な治療方法は以下の通りです。
生活習慣を見直すことも重要です。具体的には、以下の点が挙げられます。
月経異常は放置すると症状が悪化したり、将来的な健康問題につながる可能性があります。気になる症状がある場合は、早めに婦人科を受診し、適切な検査と治療を受けることが大切です。専門医と相談することで、症状の改善だけでなく、将来の健康維持にもつながります。
月経に関する悩みを抱えている方は、ひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください。
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